成果を最大化するための多様な働き方

はじめに

こんにちは、デザイナーの長尾です。 アシュアードに入社してから4ヶ月が経ちました。振り返ってみると、プロダクトチームからたくさんの新機能がリリースされていて、プロダクトが日々進化しているのを感じます。

プロダクトチームのメンバー数はそこまで多くないのですが、夏には長期休暇を取って家族と過ごすメンバーも多くいました。それでも、リリースはスケジュール通りで、問い合わせ対応も滞ることなく、安定した価値提供ができているのがすごいなと感じています。 特にエンジニアチームは、日々の問い合わせ対応など含め、広範囲に渡って事業に必要なことに携わっていますが、事業づくりもプライベートも両立させるために、どんな取り組みや工夫がされているのか気になり、話を聞いてみました。

—— まずはみなさんのことを教えて下さい

岩松: 私は妻と二人で暮らしています。特に働く上で制限はありませんが、記念日には仕事を調整して休みを取ったりしています。

今年の夏休みは、1週間休みを取って富山県宇奈月温泉へ旅行に行きました。あいにくの記録的な大雨で、山道の運転は怖かったのですが、それも良い思い出になりました。5月には1週間ほど休みを取り、北欧を旅行していました。このときはGWとつなげて、丸2週間ほどの休暇でしたが、スムーズに仕事を調整できました。

オリバー: 僕は4人家族です。子どもが5歳と7歳で、来年から2人とも小学生になります。家庭の事情で二拠点生活をしています。子どもが急に発熱したときなどは見守りカメラを活用して対応しています。カメラを通じて双方向でコミュニケーションが取れるので、会話もしながら看病できています。

今年の夏は、4年半ぶりにカナダの実家に帰省しました。2週間休暇を取得し、トータルで約3週間滞在することができました。休暇中には両親と一緒にクルーズ旅行をたのしみ、家族で特別な時間を過ごしました。

大橋: うちも4人家族で、上の子が小学1年生、下の子が幼稚園年長です。子どもがまだ小さいため、幼稚園の送迎や行事、急な体調不良などには柔軟に対応しています。例えば、早退や中抜けをしたり、出社予定の日にリモート勤務を活用したりすることもあります。

今年は9月末に夏休みを取り、家族で名古屋へ旅行に行きました。子どもたちもとても喜んでくれて、家族みんなで楽しい時間を過ごすことができました。

左上から時計回りに、岩松(北欧旅行)、オリバー(カナダの実家に帰省)、長尾(犬の散歩をする子ども)、大橋(山梨のアート展示)

—— 出社とリモートをどのように活用していますか

岩松: Assuredではゆるやかなスクラム開発を採用しており、スクラムに関わるセレモニーはすべて出社日に行っています。特に、細かい仕様のすり合わせや認識の調整が必要な場面では、丁寧に認識を揃えるために口頭での会話を重視しています。また、業務時間後には会社の仲間と部活動を楽しんだり、飲みに行くこともあります。

一方、リモートの日は集中して作業に取り組み、メリハリをつけているため、適度に良いバランスで働けています。

オリバー : リモートの日は、岩松さんと同じく、個人で集中できる開発タスクに取り組んでいます。周囲に誰もいない環境では独り言を言いながら思考を整理できるので、自然と捗ることが多いです。

また、生活面でもリモート勤務のメリットを感じています。お昼休憩などの時間を使って銀行で手続きを済ませるなど、日常生活を効率よく回せて助かります。

大橋: 時間の使い方は、私も2人と同じです。特に、子どもの体調不良や学校参観、就学時健診などの予定がある日は、出社予定をリモート勤務に切り替えています。基本的には出社日は全員が出社するルールですが、家庭の都合を理解して柔軟に対応してもらえるのはありがたいと感じています。

人見知りの私にとって、定期的に出社することで自然に会話の機会が生まれるのもありがたいです。会話をするハードルが上がらないため、対面でのコミュニケーションがとりやすいと感じます。

—— チーム内の情報共有はどのように行っていますか

オリバー: リリース作業や障害対応、お問い合わせ対応をローテーションで担当しています。担当をローテーションすることで、特定のメンバーに負担が偏らないようにしつつ、全員が基本的な情報を把握できる仕組みを維持しています。

岩松: 急な休みに対応できているのは、日頃から情報共有を意識的に行っているおかげだと思います。例えば、仕様に関する議論はADR(Architectural Decision Records)にて意思決定の軌跡を記録しています。データ構造や設計に関する情報もNotionにまとめており、必要に応じて参照できるようにしています。また、Slackのチャンネルは基本的にオープンになっているため、過去のやり取りを遡って確認することも可能です。

オリバーさんがカナダに滞在している間も、事前にスケジュールを共有してもらっていたため、大きな問題なくチームで対応することができました。

オリバー: 休暇の予定は、できるだけ早めにチームに伝えることを心がけています。カナダに行った際も、半年前からスケジュールをチーム全体に共有して準備を進めていました。

岩松: ただ、議事録やそのときどきの仕様書といったフロー情報は蓄積されているものの、それをストック情報として参照しやすい形式へまとめるには時間と労力が必要なため、やりきれていない部分があります。情報を常に更新し続けられるような仕組みをどこかで考えたいなと思っています。

オリバー: 属人化を防ぎつつ、情報共有を進める仕組みは整備されていますが、オンボーディングの仕組みはさらに強化する余地があると思っています。新しいメンバーがスムーズに業務に入れるような体制・情報をまとめていきたいです。

おわりに

私自身も小さい子どもがいて、子どもの体調不良などで急にお休みをいただくことがありますが、その旨をSlackで勤怠報告すると、同僚から「おつかれさまです」「無理せず」などのスタンプに励まされています。

全員が同じ出社日なので、この前はチームみんなで会社の福利厚生として使えるコミュニケーション会食費を使ってランチに行きました。平日のお昼に蕎麦のコースを食べる満足感もあり、ランチだったので全員参加できたのも良かったです。

チームの支え合いがあるからこそ、安心して仕事に向き合える環境になっているなと思います。一方で、情報の管理やオンボーディングの体制など、まだまだ改善の余地もありますが、引き続きチームで力を合わせながらプロダクトづくりを進めていきたいと思っています。

今回のブログを読んで、少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ採用情報をご覧ください。