【2024年4月】今月の行動指針

こんにちは、エンジニアの岩松です。先日、Assuredのデータをもとに日本経済新聞と共同で調査した結果が「日本経済新聞」の一面に掲載されました🎉🎉🎉

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あの「日本経済新聞」の一面を飾れるほどデータが集まるサービスとなってきたのは感慨深いです。ということで、今月も各メンバーに行動指針に沿った活動を聞いてみました!

今月はどういったこと(に挑戦した|を学んだ|で速さを追求した|を楽しんだ)か教えてください

学びのティーチャーチームでAI勉強会 (微分を復習)しています (岩松)

先月の行動指針記事でも触れたようにチームでLLMを活用する機会は増えているのですが、AIに関して専門的な知識や経験を持っているわけではないので、LLMの仕組みは雰囲気だけ理解している状況でした。それでもLLMは価値ある結果を生み出せるすごい技術ですが、エンジニアとして雰囲気のまま技術を使い続けて良いのか?と考えるようになりました。そこで、キャリア初期に雰囲気でコードを書いていた自分がブレイクスルーできたのは「あえて車輪の再発明をする」ことだったと思い出し、チームで基礎から勉強することにしました。

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新卒同期とHTTPサーバーをゼロから作った思い出

様々な資料を調べた結果、自分たちはLLM以前にDeep Learningニューラルネットワークもわからないことがわかってきたので(無知の知)、「ゼロから作るDeep Learning」という書籍で輪読会を進めています。この書籍では求められる前提知識が文字通りゼロに近い点、最新刊では生成AIにも触れており、ステップアップしていけそうな点が自分たちに丁度良かったです。

高校、大学ぶりに微分をはじめ様々な数式と向き合い苦戦しているのですが、徐々に知識の土台が作られている実感を得ています(※)。業務の質がただちに向上する取り組みではありませんが、この延長線に確かな成長があると信じて頑張ります!💪

※) 先日、内山さんがED法というアルゴリズムの解説記事を見て「勉強会のおかげで内容が理解できる!」と感動していました。

未踏へのチャレンジャー組織の拡大に伴い、サービスアカウントを整理しました(オリバー)

Assuredはβ版のリリースから3年ほど経過し、開発環境やローカルでオーナーや用途が不明で過剰な権限を持つサービスアカウント(SA)が増加しています。以前紹介したインフラ管理の振り返りの記事では本番環境がメインで管理されており、開発者個人や検証プロジェクトのアカウントは一部スコープ外でした。

今回はローカル開発、ステージング、プロダクションの各環境で使用されるIAM管理を見直しました。特に開発環境で一時的に余分な権限を与えたり、複数の開発者が個別にキーを発行してオーナーが特定できないことの2点に焦点を当てました。

改善策として、開発者が個々にSAを持つようにし、共通のカスタムロールを作成しました。これにより、各開発者が自身のSAで作業し、キーの発行も管理しやすくなりました。個別SAにより、権限の肥大化も防止でき、アラートの区別も楽になりました。

サンプルイメージ

Google Platformなどのマネージドクラウドインフラでは、サービスアカウントやIAMの管理が煩雑で、特にチームメンバーやリソースが増えるとさらに困難になります。Assured はプロダクトの成長とメンバーの増員に合わせて定期的な見直しをしてフェーズにあった安全安心な開発環境の構築に挑戦しています。

楽しもうアドベンチャーサービス検知勉強会をやりました(内山)

サービス検知機能もリリースしてから1年半が経ち、改善プロジェクトの効果も出てきて、おかげさまでお客様からご期待のお声をいただくことが増えてきました。

一方で、機能改善や新しいメンバーが増えたこともあり、現在提供している機能に関する社内からの質問も増えてきました。そこで、サービス検知機能にフォーカスした勉強会を開催しました。勉強会では、実際の画面を見せながら、何のための機能なのか、お客様にどう使っていただきたいかを中心に説明し、結果多くのメンバーが興味を持って参加してくれて、質問や要望もたくさんあがりました。

勉強会の様子

普段は、Sprint Reviewでそのスプリントでリリースされる予定の機能を全職種に対して紹介していますが、お客様の運用フローがどう変わるかまではイメージし辛いかと思います。今回の勉強会ではメンバーの疑問を解消しつつ、プロダクトとしてお客様にどう使ってほしいかを伝えられたのに加えて、メンバーからお客様からのお声を聞けたりととてもいい機会になったので、今後も実施していきたいと思います。

終わりに

冒頭で紹介した記事をはじめ、Assuredでは事業や組織の成長を実感する機会が増えています。本記事を通して、その成長が行動指針の作り出す文化に支えられているのだなとも感じました。

少しでもAssuredの事業に興味をお持ちいただいた方は、ぜひ気軽にお声掛けください。以下のリンクからカジュアル面談への応募をお待ちしています。

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