【2024年9月】今月の行動指針

はじめに

こんにちは、エンジニアリングマネージャーの廣田です。

爽やかな秋風が吹き始め、過ごしやすい季節になりましたね。 さて、会社やサービスの成長に伴い、これまで以上に部署間の連携強化が重要になってきました。 また、開発スピードを維持するために、技術的負債への取り組みも本格化させています。

今月は、これらの課題解決に向けたプロダクトチームの取り組みを中心に、活動内容をご紹介します。 それでは、9月のプロダクトチームの活動内容をご覧ください!

学びのティーチャー第2回気になりごとMTGをやりました(岩松)

以前の記事でも紹介した、気になりごとMTGの第2回目を実施しました。

「気になりごとMTG」とは文字通り

開発チーム全体でエンジニアリング観点の気になりごと(負債となっていること、生産性を下げていること、着手したいができていないこと)を洗い出すMTG

とありますが、もともとは気になりごとをNotionの一覧としてまとめ、都度議論していく形式でした。しかし、こういった気になりごとは中長期で解決していきたいことが多いため「いつどうやるか」が棚上げされがちでした。こういった経緯から、まとまった時間で気になりごとを出し合い、次の半年、一年もしくはそれ以上でどう行動していくかと考える形に落ち着いてきています。

今回の気になりごとMTGでも広範囲かつ多くの課題が上がり、チーム全員での認識を揃えることができました。これを機に「いつどうやるか」まとまったことも多くあり、有意義な会だったのではないかと思います。

ほとんど中身を見せられませんが、多くの議論がありました

このように腰を据えて自分たちを取り巻く状況、自身がやってみたいことについて考えてみることは、日々事業に集中する中では忘れがちです。プロダクト組織として、このような機会は継続していければと思いました。

未踏へのチャレンジャー社内のお問い合わせフローをカイゼン(Oliver)

最近、プロダクトチームへの社内問い合わせが増加し、対応を効率化するために非同期かつトリアージ可能なシステムが必要となりました。そこで、Slackのワークフローのフォーム機能と新しくリリースされたリスト機能を連携させ、簡易的なチケットシステムを導入しました。Slack内の検索機能でワークフローを呼び出すか、特定のチャネルにブックマークすることで社内の関係者が誰でもフォームを起動することができます

ワークフローの呼び出し
お問い合わせチャネルにブックマーク

フォームで入力された内容は自動的にリストへシンクされ、カンバン形式でタスクを視覚的に管理できます。ただし、フォームのアクション結果とリスト内のカンバンアイテム名が一致する必要があります。

起動したワークフローフォーム
リストの項目とフォームの内容をシンクするワークフローのステップ
入力後に自動連携されるリスト(対応状態カンバン)
また、リスト機能はCSV形式でのエクスポートが可能で、今後、蓄積データを活用してPDCAを回すことで、さらなる運用改善も期待できます。このシステムにより、対応の見える化と効率化が期待でき、プロダクトチームのCS対応の負荷軽減が図れました。今後も日常の作業に忙殺されるのではなく、少しでも今の改善を考えて動くチームづくりをしていきたいと思います。

未踏へのチャレンジャー台帳アンケート機能をリリースしました(大方)

待望の棚卸しアンケート機能(台帳アンケート)をリリースしました!今回はリリースにあたっての社内プロセスのご紹介をしたいと思います。

まず、新機能をリリースするにあたって、社内の全メンバーを巻き込んだお披露目からスタートしました。

なぜ作ったのか?この機能があるとなぜ嬉しいのか?といった背景から、実際にみんなでテストケースを黙々と実施するところまでがお披露目会です。Figmaを用意して触ってもらって感じたFBを収集し、課題収集まで行うことができました。

さらに、リリース後もモニタリングを行い、FBを収集しています。アタリマエのことをアタリマエに行い、磨き込んでいきたいと思います。

プロダクトは、ユーザーに機能だけでなく、意図や背景まで届いて初めてアウトカムが発揮されるので、お客様に一番近いビジネスチームを巻き込んだプロダクトマーケ・デリバリーはこれからも続けていきたいと思います!

おわりに

プロダクトチームのブログをご覧いただきありがとうございました!

10月も、変化を恐れず、常に前進し続けるプロダクトチームでありたいと思います。 特に、作って終わりではなく、より使ってもらえる、保守・運用しやすいプロダクト開発を目指し、ビジネスを加速させる一助となるよう、開発組織として成長を続けていきます。

最後に、私たちと一緒にプロダクトを成長させてくれる仲間を募集しています! 今回のブログを読んで、少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ採用情報をご覧ください。

careers.assured.jp