こんにちは、エンジニアの岩松です。

直近 Assured プロダクトチームで「スタッフエンジニア」という本の輪読会を開いていたので、総仕上げとして振り返りの座談会を開いてみました。そしてその様子をポッドキャスト形式で配信してみました！

今回は Google Cloud の Speach-to-Text に書き起こししてもらい、 ChatGPTで要点をまとめてみました！(便利すぎる)

読んでみての感想

スタッフエンジニアの役割はコードを書くだけでなく、戦略的な側面や組織の運営にも関わることが意外だった。
スタッフエンジニアは従来の技術スペシャリストではなく、プロダクトマネージャーやマネジメントの要素も含む多様な役割を果たす。
役割が定義されておらず、自己管理が求められる点や他の部門と連携し最適なソリューションを見つける点が印象に残った。
スタッフエンジニアの役割とプロダクトマネージャーの役割には重なる部分があり、必要に応じてその境界を越えて行動する必要がある。
スタッフエンジニアの役割は組織の大きさに関係なく、特定の領域での専門性を提供し、組織内での役割分担を明確化することが重要。
本書はスタッフエンジニアの課題や役割を明確に語り、シニアエンジニアのキャリアパスについても示唆を与えており、読者に役立つ情報を提供している。

スタッフエンジニアについてどう思うか

スタッフエンジニアの役割はテックリードと重なるが、テックリードの役割は主にチームメンバーのリソース効率を最大化することに焦点を当てている。
スタッフエンジニアとしては、技術領域に絞ることなく、チームや組織を超えて活動する俯瞰的な視点が必要。
スタッフエンジニアは組織内で専任ポジションとして配置される必要はなく、スキルや行動パターンを全てのエンジニアに普及させることが重要。
組織が成長するに従って、スタッフエンジニアの能力と行動が求められ、小さなチームから大きな組織においても同じような役割を果たせるようなエンジニアが重要となる。
スタッフエンジニアに必要な能力や行動は、組織規模に関係なく地道に実践できるものであり、その意識が大きな組織での活動にも繋がる。

Assured におけるスタッフエンジニア

Assuredは成長中の新規セキュリティ事業であり、スタッフエンジニアにとっては多くの機会が提供されている。
実績を積むためには、プロジェクトのリーダーシップ、問題解決能力、自身のメインミッション以外にも取り組むことが重要。
機能の細分化とプロダクト開発において、各機能開発担当者がリーダーシップを発揮する機会が多く、スタッフプロジェクト(スタッフエンジニアになれるほどの重要なプロジェクト)に関わるチャンスが多い。
スタッフエンジニアに求められるスキルと行動パターンは、上述のようなプロジェクトリーダーシップ、問題解決、エンジニアリング戦略を含むもので、これらに関する経験が成長に繋がる。
エンジニアリング戦略の立案やエンジニアリングに集中できるエンジニアの確保など、今後の発展に向けての新たな課題やポジションが存在している。
チームのメンバーは、Assured において事業と技術の双方を強く意識しており、プロジェクト制やビジネスへの貢献に前向きな姿勢を持っている。
今後の展望として、事業に積極的に貢献し、エンジニアリングの戦略を策定してアーキテクチャやビジョンに貢献する。
エンジニアリングの観点からビジネスやプロダクトの発展に貢献できるポジションとして、プロダクトマネージャーの役割にも関心を寄せており、ビジョンを共有しプロダクト開発に取り組むことが重要。

次に輪読会をしてみたい本

プロダクトマネージャーに関する本や、プロダクト開発におけるマインドセットに焦点を当てた本が提案された。特に「Inspired」や「プロダクトマネージャーのしごと」が挙げられる。
「データ指向アプリケーションデザイン」も挙げられており、データの取り扱いについて知識を深める必要性がある。
今後の輪読会で共有する技術、アーキテクチャ、考え方に関する本を検討しており、それによって共通言語を築き、設計の際に役立つというメリットもある。
輪読会の進行方法やリーダーシップはまだ決まっていないが、次回開催を楽しみにされている。