【2023年9月】今月の行動指針

こんにちは!エンジニアの内山です。

最近、息子がポケモンカードに興味を持ち始めたので、試しに家族でスタートデッキを買ってみたところ、家族全員でハマってしまいました。コンビニに行くとポケモンカードがないかソワソワしてしまう今日この頃です。

ということで、今月もプロダクトチームのメンバーにどんな行動指針に取り組めたか聞いてみました!

今月はどういったこと(に挑戦した|を学んだ|で速さを追求した|を楽しんだ)か教えてください

岩松

学びのティーチャーネガティブ・ケイパビリティ」を読んでみた

直近「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉に関するツイートを拝見し、自分の課題感と合っていそうなので書籍を読んでみました。

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私たちの脳は、ともかく何でも分かろうとします。分からないものが目の前にあると、不安で仕方ないのです

帚木 蓬生. ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.783). Kindle 版.

とあるように、自分もその気質があります。むしろ、それが強いからこそ事象が比較的明快なエンジニアリングという仕事に就き、不確実な状態を解決する事業立ち上げという場を好んでいるのかもしれません。しかし、この性質によってチームにコストを転嫁してしまう場面(ミーティングで不明点を都度確認してしまったり、議論やコードレビューにおいてコンテキストを確認しすぎたり)もあると気づきました。

本書を読めばネガティブ・ケイパビリティの高い人になれるわけではありませんが、様々なストーリーや実例によって概念が認識しやすくなっているので「あ、今はネガティブ・ケイパビリティが求められているな」とメタ認知できるようになりました。他方、事業を進めるためには意思決定が必要な場面や情報がクリアでないといけない場面も存在するので、ネガティブ・ケイパビリティを高めるにあたって判断のバランス感覚も求められるのだろうなと感じています。

戸谷

学びのティーチャー Assuredで、「条件付き回答」ができるようになりました

Assuredでは、クラウドサービス事業者様にご回答いただいた調査票をもとに、セキュリティ評価を実施し、クラウドサービス利用企業様へレポートを提供しています。今回のアップデートでは、セキュリティ評価をより精緻なものにすべく、クラウドサービスのプランやオプションごとにセキュリティ対策が異なる場合の回答欄を追加しました。

仕様やUIの検討は、カスタマーサクセスや調査オペレーション、セキュリティチームなどの関係者を巻き込み推進していきました。どの程度精緻に情報を取得するか?どの程度構造化されている必要があるか?現在のフォーマットから移行が容易か?事業者様の回答負荷は上がりすぎないか?今後の拡張性は?など、様々な観点を考慮し、複数のデータ構造やそれを表現するUIパターンを検討しました。

最終的に、条件付きの回答があり得る選択肢については「該当する」「該当しない」のほかに「条件付きで該当する」という選択をできるようにしました。また、この構造を単純にチェックボックスや回答選択肢として扱うと、全体の回答ボリュームが見かけ上増えてしまうため、既存のチェックボックスUIを拡張するカタチで表現しています。ちなみに、このUIは特許出願中です。

リリース後、まだまだ洗練されていない面があることがわかってきたので、引き続き改善していきたいと思います。

未踏へのチャレンジャー サービス紹介動画を作成しました

これまでAssuredのサービス紹介動画は、社内で手作りしたものを活用していました。今回、マーケティング活動を強化していく一環として、社外の制作会社様にご協力いただき、サービス紹介動画を作成しました。

ビジネスチームの新規開拓担当者と二人三脚で構成検討やディレクションをさせていただき、紆余曲折様々な苦労を経て、完成しました。初の試みとして、クラウドサービス事業者様の動画も作成し、改めて、サービスの価値の言語化や、訴求するストーリー、どう表現したらより伝わりやすいか?などサービスについて考える良い機会になりました。

完成した動画は下記です。よろしければ、一度ご覧ください。

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内山

学びのティーチャー Daily Scala (Scala勉強会) の講師をやりました

Assuredではバックエンドの開発に主にScalaを使用していますが、メンバー全員がScalaを経験してきたわけではありません。というのも、その時のメンバーやプロダクトの要件によって、技術スタックは柔軟に変えてもいいと考えており、また今後変わる可能性もあるため、メンバーには特定の技術スタックでの経験を求めていないからです。

しかし、自主的にScalaを勉強するにしても開発に役立つことを短期間で効果的に学ぶことは難しいので、AssuredではオンボーディングとしてDaily ScalaというScala初学者向けの勉強会を実施しています。Daily Scalaでは、最低限Assuredのコードを読むには困らないようになるための内容を2週間、毎日30分を使い実施しています。Daily Scala以外にもScala初学者がすぐに開発に参加できるような工夫をしていて、こちらの記事で触れているので、ご覧いただけるとうれしいです!

Daily Scalaの様子

また、今まではAssuredで一番Scalaが得意な岩松さんが講師を担当していましたが、今回から講師をローテーションするようにして、今回は僕が担当しました。講師をした感想としては、講師側は内容を正しく理解していないと説明ができないので、改めてScalaを学び直すいい機会になったと感じています。

今後は新しい人がジョインして、今度はその人が講師をするというのを繰り返していき、講師のバトンをつなぎ続けていけたらなと思っているので、次はあなたがDaily Scalaをうけていただけませんか!?もし「Assured」に興味を持っていただけたらカジュアルにお話ししましょう! forms.gle

チーム紹介ページ careers.assured.jp