【2024年12月】今月の行動指針

こんにちは、プロダクトマネージャーの大方です。健康診断で引っかかる項目が増えてきて、歳を感じるようになってきました。みなさんも健康にお気をつけて。 それでは、今月も行動指針を振り返っていきたいと思います。

楽しもうアドベンチャー 開発チームの"モヤモヤ"を解消! 「気になりごとMTG」のススメ (廣田)

日々の開発に追われていると、どうしても「後でやろう…」と後回しにしてしまうタスクってありますよね? 技術的負債や潜在的な課題、改善したいけど手が回らないモヤモヤした事柄...。

そんなモヤモヤを解消するために、私たちの開発チームでは、半期に一度「気になりごとMTG」を開催しています!

「気になりごとMTG」とは?

「気になりごとMTG」とは、開発チーム全体でエンジニアリング観点の気になりごとを洗い出し、共有し、優先順位をつけて解決に向けて動き出すためのMTGです。

先日、3ヶ月ぶりに「気になりごとMTG」を開催し、開発メンバーからたくさんの「気になりごと」が集まりました!🔥 せっかくなので、この記事では「気になりごとMTG」はどんな流れで実施されてるか紹介したいと思います。

MTGの流れ

「気になりごとMTG」は、以下の3つのステップで進められます。

  1. 重要度の議論 集まった「気になりごと」をひとつずつ取り上げ、重要度について議論します。 「この課題を放置すると、どのような問題が発生する可能性があるか?」といった観点から、徹底的に議論します。 重要なのは、具体的な解決策の議論は行わないこと。あくまで、課題の重要度を見極めることに集中します。
  2. インベストの議論 重要度が高いと判断された課題について、「インベスト」について議論します。 「この課題を解決するためには、どの程度の工数が必要か?」といった点を検討し、課題解決に必要な投資(時間、労力、費用など)を見積もります。
  3. 受け皿の議論 最後に、課題解決の「受け皿」について議論します。 「次期の開発ロードマップに入れるのか」「誰が担当するか?」といったことを決定します。 課題の性質や規模に応じて、個人にアサインする場合もあれば、チームで取り組む場合もあります。

まとめ

私たちのチームでは、「気になりごとMTG」を通して、技術的負債や潜在的な課題にしっかりと向き合い、継続的な改善を促進しています。

未踏へのチャレンジャー QA本格的に始動しました! (日下)

初めまして。11月に1人目のQAエンジニアとしてジョインした日下です。

Assuredでは、エンジニア個々人が施策単位でボールを持ってプロダクト開発を進めています。 現状、全ての施策に対して僕がQA活動をしていくリソースはありません。ですから、各施策の計画を伺った上で、品質の底上げを優先したい施策を選んでQA活動に取り組んでいます。

QA対象とするチケットは、スコープが明確になっていて、チケットに独立性があり、テスト可能な単位であってほしいものです。 そこで、対象となったチケットに記載された内容によって生じる認識齟齬や考慮漏れによる手戻りを削減するため、受け入れ基準を設けることで要求の曖昧さを減らすように働きかけています。チケットをスプリントに投入する前に受け入れ基準を明確にすることで、早い段階からテスト設計に取り組めていて、実装〜QAまでの間隔を短くできています。

Assuredではチケット管理にGitHub Projectsを利用しているのですが、切られているissueの粒度が、ユーザーに影響する価値単位のものであったり、それらを実現するための作業タスク単位であったりとバラバラになっています。どのissueをQA対象とすれば良いかがわかりにくい状態です。

PBIの一覧表示 作業タスクの進捗が表示されていいて、下部のプログレスバー(Sub Issue)に QA の Issue が一緒になっています。

バグチケット(PBI)にQAタスクが Sub-Issue として 紐付いている

行く行くはプロダクトバックログアイテム(PBI)、スプリントバックログアイテム(SBI)の単位でissueが切られていき、プロダクトバックログアイテムには受け入れ基準が記述されることをプロダクトチーム全体で標準化していきたいです。 そして、V字モデルにおける結合テストや受け入れテストにおけるQAプロセスの定義を明確にし、プロダクトチームの開発プロセスに定着させていけたらと思います。

学びのティーチャー 魂込め会からたくさんの魂が…! (大方)

半年前、ビジネス側が集めてきたお客様の要望を持ち寄り、エンジニアやデザイナーなど多職種で課題を洗い出す“魂込め会”をスタートしました。目的は、ビジネス側からの一次情報と温度感を正しく理解して開発していくこと。

https://note.com/assuredjp/n/n416b46643520

半年間の成果

魂込め会を始めてから半年間で、大小合わせて30件以上の開発が進みました。開発を通していくつかの副次的な価値が生まれてきました。

  • ビジネスチームのプロダクトへの関心がより高まりました!

    開発内容を公開・共有することで、ビジネス側も積極的に議論に参加するようになりました。

  • お客様へのデリバリーが活発化

    新機能や改善点をタイムリーにお客様に届けることで、接点を増やし、期待に応える動きが強まりました。

結果的に、ビジネスチームと顧客との関係が深まり、プロダクト開発の価値を実感してもらえるようになったと感じています。

今後の展望

魂込め会の場が少しずつ変わってきています。

  • 本質的な課題解決にフォーカス:短期的な成果だけでなく、長期的に価値を生む課題を見極めて対応。
  • 結果指標を使ったPDCAサイクルの効率化:各開発がどの程度効果を生んだかを測定し、より効率的なサイクルを回していきます。 これからも、ビジネスチームと開発の連携を深めつつ、価値ある開発を続けていきたいと思っています!

おわりに

2024年はあっという間に過ぎていきましたね。 年末にみんなでうなぎを食べながら2024年の頑張りをねぎらいましたが、美味しすぎて皆食べるのに夢中になっていました! 2024年は、業務の中だけでなく外にも新しい取り組みやチャレンジがあり、今後もその成果を発信していきたいと思います。そして、ともに挑戦していく仲間の採用にはチーム全員で力を注いでいます。Assuredの事業、活動、そして仲間に興味をお持ちいただけると嬉しいです。

すこしでも興味をお持ちいただいた方は是非Assuredの仲間に、以下のリンクからカジュアル面談に応募してみてください。どうぞお気軽にお声掛けください。 forms.gle